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アシュタンガヨガ最初と最後に唱えるマントラ

更新日:2月21日



アシュタンガヨガを練習するときには、最初と最後にマントラ(真言)を唱えます。




まず、始まりのマントラって?(チャンティング)誰が作ったの?


アシュタンガヨガの創始者、グルジ(シュリ・K・パタッビジョイス)が作ったマントラだと思われている方もいますが、


このマントラは、ヴェーダンダ学派の開祖でインド最大の哲学者と言われるシャンカラチャリアが「ヨーガ・スートラ」を編纂したと言われるパタンジャリへの祈りの詩の中の一部だそうです。

Opening Player, Opening mantra, Opening chant


では、クロージングマントラと言われる練習後のマントラは?


始まりのマントラと違い、終わりのマントラには「マンガラ・マントラ」という名前があります。

インドの古典経典で智慧、知識と言う意味がある「ヴェーダ」の中の賛歌です。

マンガラ・マントラは平和を祈るものであり、吉兆と言う意味があり、さまざまなバリエーションがありますが、一般的には、宇宙や自然のエネルギーを称賛し、幸福や健康、平和を求める祈りとして用いられます。


多くの場合、マンガラ・マントラは日常の祈りや冥想、さまざまな儀式や儀礼の開始時に唱えられます。



 

Opening mantra


 वन्दे गुरूणां चरणारविन्दे सन्दर्शितस्वात्मसुखावबोधे 

निःश्रेयसे जाङ्गलिकायमाने संसारहालाहलमोहशान्त्यै 

आबाहुपुरुषाकारं शङ्खचक्रासिधारिणम् 

सहस्रशिरसं श्वेतं प्रणमामि पतञ्जलिम् 



Oṁ

vande gurūṇāṁ caraṇāravinde

sandarśita-svātma sukhāvabodhe

niḥśreyase jāṅgalikāyamāne

saṁsāra-hālāhala-moha-śāntyai


ābāhu puruṣākāraṁ

śaṅkha-cakrāsi-dhāriṇam

sahasra-śirasaṁ śvetaṁ

praṇamāmi patañjalim

Oṁ



オーム


ヴァンデ グルナム チャラナラヴィンデ

サンダルシッタ スヴァトマ スカーヴァボーデ

ニッシューレーヤセー ジャーンガリー カーヤマーネー

サンサーラ ハーラハラ モーハ シャンティエイ

アーバーフ プルシャーカーラン

シャンカ チャクラーシ ダーリナム

サハスラ シラサム シュヴェータン

プラナマーミ パタンジャリム


オーム



私達の真我を隠す覆いを取り除き 至福に満ちた悟りへと導く師 その蓮華の足元に 私は深く頭を垂れます


師が、この世に生きること(輪廻転生)から来る私たちの混乱や無知という毒を ジャングルの薬草医のように癒してくださることは何と幸せなことか


上半身は人間の姿をし 聖音を奏でる法螺貝と 永遠を意味する円盤と 分別を現す剣を携えた

白く光る千の頭を持つ蛇の化身 パタンジャリよ、その御前に伏し拝みます。

 

 


 


Closingmantra





स्वस्तिप्रजाभ्यः परिपालयन्तां न्यायेन मार्गेण महीं महीशाः ।

गोब्राहमणेभ्यः शुभमस्तु नित्यं लोकाः समस्ताः सुखिनो भवन्तु ॥ शान्तिः शान्तिः शान्तिः ॥


oṁ svasti prajābhyaḥ paripālayantāṁ nyāyena mārgeṇa mahīm mahīśāḥ go brāhmaṇebhyaḥ śubhamastu nityam lokāḥ samasthāḥ sukhino bhavantu oṁ śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ





オーム スヴァスティ プラジャービャハ パリパーリャンタム

ニャーイェナ マールゲナエナ マヒームマヒーシャーハ

ゴー ブラーマネビャハ シュバマストゥ ニチャム

ローカーハ サマスターハ スキーノ バヴァンドゥ

オーム

シャンティ シャンティ シャンティヒ


オーム

世界の全ての生き物に幸福と繁栄がもたらされますように、

王たちは公正な手段で地球を守護しますように、永遠に祝福されますように。

すべての世界の人々が幸せでありますように。






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