ゼロから知る腸内フローラ(online特別講座まとめ)


例年になく長い梅雨のせいで体調があまり良くないという方も多いようですが、いかがお過ごしですか?


以前読んだ藤田絋一郎著「脳はバカ、腸はかしこい」という本に、腸の一部から背骨が生まれ、それが脳に分かれた、と書かれていてすごく納得した覚えがあります。

腸、大事にしてますか?


6月にonlineで行った小川裕也先生による無料特別クラスを簡単にまとめてみました。

2時間近い講義だったので要点だけですが、今だからこそ必要な情報がぎっしりです。

ぜひ参考にしてみてください。



私たちの腸内には100種類以上、100兆個もの腸内細菌が住んでいます。まるで植物が群生しているようなお花畑(flora)に見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

摂取した栄養の約90%が小腸で吸収されると言われるほど、腸は大切な役割をになっています。効率の良い消化吸収には腸内を整えることが大切です。それが見た目の美しさだけでなく、今必要とされている免疫力を高めることにつながります。



私たち人間は70%がタンパク質でできています。筋肉、皮膚、毛髪などの主要成分、ホルモンや酵素、神経伝達成分の材料となるんですね。

それから幸せや喜びを感じる神経伝達物質「セロトニン」もタンパク質が材料となっています。

ストレスを感じやすい人は不足しないように気をつけましょう。

「タンパク質は」アミノ酸が繋がって構成されていて、20種類のアミノ酸のうち11種類は体内で作れらますが、残りの9種類は食品から摂取する必要があります。


アミノ酸は貯金ができないため、毎日質の高い「タンパク質」を摂ることが大切です。

持久力アップにはアミノ酸BCAA。体力回復にはアルギニン、ストレス抑制と免疫強化にはグルタミンが必要です。

「必須アミノ酸」は体内で合成されてないため、意識的に食物から補給しましょう。





そして「酵素」は栄養の吸収をはじめ、分解、排泄、自然治癒能力まで左右する重要な役割を担っています。

体温が37度前後になると、酵素が他の物質と化学反応の中立ちとして、よく働くようになります。体温をあげることも大切です。


・消化液には消化酵素が含まれていていて、食物の栄養分を吸収しやすい形に分解してくれます。

・唾液や膵臓に含まれるアミラーゼ(消化酵素)は臓器が異常をきたすと血液中や尿に排出されます。

・胃液に含まれるペプシン(消化酵素)はタンパク質を分解します。

・膵液には糖質を分解する膵アミラーゼ(消化酵素)などが存在します。

体内酵素は年齢とともに減っていきます。

☆若い頃と比べて胃がもたれるのは、酵素の量が減っているためです。



「セロトニン」って?

いわゆる幸せホルモンと言われている神経伝達物質です。

人は幸せや喜びを「腸」で感じていることを知っていますか?

「セロトニン」の90%は腸、残り8%が血液、2%が脳にあるそうです。

「食べたい」「眠りたい」「恋したい!」と人間が人間らしく生きて行くために必要なのがセロトニンなのです。

全ては腸にかかってるんですね。



そして人の性格は腸で決まると言われていて、「セロトニン」が大きく影響しています。


「興奮系神経伝達物質」ドーパミン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、グルタミン

(意欲・快楽・モチベーション 過剰→イライラ、不安)

「抑制系神経伝達物質」GABA(興奮状態のブレーキ 過剰→うつ気味)

うまく制御してくれるのが・・・

「調整系神経伝達物質」セロトニンです(心の安定、安らぎ 度合いの調整)


腸内のバランスを良くするためには、腸内細菌の種類が関係しています。

・善玉菌→悪玉菌の侵入や繁殖を防ぎ、便秘予防にも繋がります。

・悪玉菌→腸内で有害物質が増え便秘や下痢などを起こします。

・日和見菌→腸内に存在する善玉菌、悪玉菌の多い方に依存します。


腸内フローラを健やかに保つには、善玉菌を含み消化を助ける発酵食品を積極的に摂るようにすること、質の良い睡眠を取ることです。

眠るだけで自律神経が整うのは免疫細胞の活性化と腸の新陳代謝がうまく行われているからです。




★入眠後最初の120分(ノンレム睡眠)に成長ホルモンの80%が分泌されます。これは新しい細胞が生まれ変わるチャンスとも言えます。

この時に免疫力を高めるホルモンも分泌されます。

記憶力に関わりがあり学力向上にも繋がるんですね。認知症の方が睡眠障害になることが多いのはこれらが影響しています。


★腸には免疫細胞の70%が集中しています。腸内フローラが整うと免疫力が上がるのはこのためです。腸内環境を整えることが病気にならないコツと言えそうです。


質の良い睡眠とっていますか?

5人に一人が睡眠障害の時代と言われています。

睡眠不足になると、脂肪細胞が蓄積されていきます。

脳が睡眠不足を感じると「レプチン」濃度が低くなる

         ▼

食欲が増す「グレリン」が出て太る

         ▼

「インスリン」が効かなくなり血糖値が上がる

  ▼

結果細胞脂肪が蓄積される

ということだそうです。


そして睡眠ホルモンである「メラトニン」はアミノ酸の「トリプトファン」が原料です。

また「トリプトファン」は幸せホルモンである「セロトニン」を作る材料にもなっています。

日中はセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンになります。

「トリプトファン」は体内で生成できないので、食事から取りましょう。

(乳製品、大豆製品、ナッツなど)


あなたの睡眠チェック!

あなたの睡眠はどのタイプでしたか?

前回の「口」のセミナーでも睡眠はとても大切というお話がありましたよね。


腸内に戻りましょう。悪玉菌の中の「ファーキューテス」と言われるいわゆる「デブ菌」は体に脂肪を溜め込み、肥満の原因を作ります。

善玉菌の中の「バクテロイーデス」は痩せ菌と言われ「短鎖脂肪酸」という物質を作り出し、脂肪を体に貯蔵しにくくし、脂肪を燃やしやすくてくれます。


痩せる痩せないは腸内フローラに原因があると言われているんです。


8個以上当てはまる人は「痩せ菌」優勢らしいですよ。



そして脳と腸は「自律神経」によって親密に結ばれています。

親密だあるが故にお互いに影響を受けやすく、ストレスにより自律神経が乱れると体調に影響が出てきます。

旅先で「便秘」になるのは交感神経が働きすぎて腸の働きが鈍くなってしまうことが原因です。

自律神経が整うと超美人にも繋がります。


生きることに必要な3本の柱は「免疫力」「内分泌系」「神経系」の相関関係です。

これら3つの柱を司るのが「視床下部」と言われるところです。

ストレスなど体の様々な情報を吸い上げ自律神経を介して免疫器官や内分泌器官に指令を出しています。


自律神経も細胞も結局のところは「栄養」が必要なのです。

栄養不足または糖質過多、ストレスが自律神経の乱れに繋がり、免疫力低下やホルモンの乱れを起こします。免疫力が低下するとホルモンバランスが悪くなり、体内環境を一定に保っているホメオスタシス(生体恒常性)の働きが抑制されます。

そうすると筋膜の歪みや骨の歪み、抜け毛、老化、肌荒れ、睡眠障害、便秘、うつ病、認知症を起こすことになってしまいます。


自律神経が整う簡単な方法

耳たぶを横の引っ張ると、息をたくさん吸い込めるようになります。これは筋膜を介して側頭骨が緩むためです。側頭骨の間にある蝶形骨が緩み視床下部のストレスが軽減されるのです。

逆に耳が緊張すると蝶形骨に緊張が伝わり、内臓まで緊張が伝わってしまいます。

男性は30代、女性は40代で副交感神経が弱まっていくと言われています。交感神経が優位になると筋肉を緊張されるという役割があります。

そうすると次のような美容トラブルにも・・・

・左右の眉の位置が崩れる、下瞼にシワができる→前頭骨の歪み

・首にシワができる、首が太くなる→頚椎のずれ

・バストの位置が下がる、鎖骨が埋もれて見える→肩甲骨、肩関節、鎖骨、胸椎のズレ

・目の下のくすみ、クマ、むくみ、鼻が低くなる→目の周りの骨の歪み

・あごや頬に付着している咀嚼筋のねじれによるエラの張り→顎関節の歪み

・フェイスラインの張り、ずれ、二重顎や首の深いしわ→下顎骨の歪み


頭蓋骨周りにある筋肉をほぐすマッサージも有効です。

血液が促され心臓から頭部に血液が送られる経路で首や肩まわりの血流も良くなります。脳血流の流れが良くなり視床下部が活性化することで自律神経が整います。

ホルモンバランスが整い成長ホルモンが促進、ヘアサイクル、ターンオーバー女性ホルモンが正常化されます。





studio hakuで自律神経調整ヨガを行っています。

受講した方からは「ぐっすり眠れた」「体がポカポカする」「呼吸の仕方がわかった」など感想をいただいています。呼吸を入れながらのんびり動いていくので、初心者のかたでも安心して参加していただけますのでぜひ!






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